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藤崎敏郎「ダメなリーダーは一所懸命さが足りない!」

2016.07.08

【金曜】藤崎敏郎の人材育成セミナー
第105回「一所懸命の目標を作る人は信頼を得る」

一 生懸命という言葉の元は一所懸命です。一つの所に命をかけるという意味で、鎌倉時代から武士の価値観として発展したそうです。土地に命を賭けるという考え で、「少しでも自分の土地を奪おうとする者とは命がけで戦う」という考えです。これが顕著なのは戦国時代でしょう。現代人には理解しがたいかもしれません が、土地の奪い合いで、まさに命を賭けて戦っていました。

現代では、企業間の地域シェアー争いや、客数の争いに例えることができます。優秀なリーダーは、目標を作る時に、一所懸命の目標を作ります。この目標で生き残り、そして、この目標を達成して部下を食わせていくために、この目標で戦うというものを作ります。

一 生懸命に頑張る目標でなく、一所懸命の生き残り目標を作って宣言しています。このような目標を作るリーダーは経営者から信頼を得ることができます。経営者 は経営に自分の人生を賭けています。だから、頑張る程度の目標でなく、一所懸命な目標を宣言するリーダーに共感するのです。ダメなリーダーは目標に一所懸命さがありません。

その他のダメな目標の事例は次のようなものがあります。

【ダメな目標の事例】
①状況変化を認識しない目標    
・環境が激変しているのに目標を変えない
・環境が急変しても十年一日の改善ペース

②戦略から逃げた業務管理改善目標
・戦略的発想のなさを日常業務管理の改善問題にすり替え
・付加価値開発志向を欠いた業務改善偏向

③目的と手段が転倒した目標
・手段(プロセス)を目的にして目標ができたとする

④閉じて繰り返しの前年同一目標
・動態的な変化がない、毎年繰り返しの総論目標
・他組織との連携のない独りよがり目標

⑤組織の役割を見失った目標    
・間接部門が直接部門に対する支援喪失
・誰に、何を、いかに提供するかを考えないワンパターン    

今日から目標に一所懸命さを入れることを実践してみましょう。すると、経営者からの信頼が厚くなるでしょう。

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◯プロフィール 藤崎敏郎(ふじさきとしろう)
・株式会社パートナーズリンク社長 ホームページ⇒http://p-link.co.jp

元セブン&アイグループの本社スタッフ。パチンコ企業にスカウト採用され、営業部長、そして、社内大学のメイン講師として活躍。その後、キャリアコンサルタントと社労士資格を取得して独立。社員研修と人事コンサルティングで日本各地を飛び回っている。これまでのコンサルティング企業数は延べ300社以上、研修の受講者数は15万人を超える。業界誌にも複数連載し、ナンバー1社員研修講師と評判が高い。

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