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【金曜】藤崎敏郎「間違った指示は無視してごまかせ!」

2015.09.19

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※日曜日から金曜日に移動しました!

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社長の言うことを信頼して、そのまま100%実行している管理職社員は、とっても素晴らしいです。そのまま仕事をやり続けるといいでしょう。ところが、社長の言うことが何か違っている、変だと思った時は、そのまま実行してはいけません。ある会社で、こんなエピソードがありました。

出店の責任者が、社長の決めた物件の出店の可否の判断で、自分の意見を全く入れていなかったのです。どうしてかと聞くと、「決めたのは社長なので、社長が責任を取ればいいから」と話していました。「違うでしょう! 悪い物件ならダメだと言わないと、、」結局、私のアドバイスを、その物件担当者は聞いてくれませんでした。

社長が決めたことでも、ダメだと思ったことは行動してはいけません。ビジネス書のセオリーでは、次のように書いてあります。「社長は経験もあり知識もあるので、まず社長の言うとおりにやってみて、ダメだと思ったらすぐに途中報告をして次の判断を受けるべきです」。それに、「社長の言うことを聞くのは、組織の原則だから破ってはいけません」とも書かれています。これは、実戦では使えない考え方かもしれません。やってダメだとしたら、損害が大きいからです。また、責任を取らされて貴重な人材の退職者が発生するかもしれないからです。倒産のきっかけが、社長の判断ミスだというケースは、ビジネスの世界では数多く発生しています。

自分がその道のプロで社長以上の見識があり、実戦経験もあるということでしたら、社長の言うことを聞き流さないとなりません。失敗すると分かっていることは、聞き流すべきなのです。仕事のベテラン管理職社員の素人社長の言うことに対処する鉄則があります。“逃げる、避ける、ごまかす”の3原則です。自分がその仕事から逃げる、社長との接触を避ける、そして、社長の指示・命令をごまかすことが必要なのです。

 ある仕事のできる営業部長は、社長の指示・命令をごまかすことを上手にやっていました。社長からの指示があると、「はい!」と受けて、社長の言ったことの一部分だけを取り入れて、全く違うことをやっていたのです。会社のためになるかどうかという基本理念に沿って行動していたそうです。その会社は、その部長がいるときは絶好調の業績だったそうです。そして、その部長が退職して社長の言うとおりに行動する管理職社員ばかりになった時に業績が急降下したそうです。

今回の格言は、

「優秀な管理職社員は、社長の言うことでも、逃げる、かわす、ごまかすこと!」

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本は書店でも購入することができます。書店に置いてない場合は、タイトルと出版社名を言っていただければ取り寄せてくれますので、管理職用にたくさんご購入したい方がいましたら、書店での購入をお勧めいたします。

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株式会社パートナーズリンク社長 藤崎敏郎

元セブン&アイグループの本社スタッフ。その後パチンコチェーン店に入社。機械担当部長、営業部長として勤務する。その後、人事コンサルタントとし て独立。社員研修と人事コンサルティングで日本各地を飛び回っている。これまでに教えた受講者は10万人以上。業界誌にも複数連載し、ナンバー1社員研修 講師と言われている。取得資格:キャリアコンサルタント、販売士1級、社労士、米国NLPマスタープラクショナルコース終了、トレーナーコーチ、メンタル ヘルスマネジメント2級、宝地図ナビゲーター、レイキティーチャー、エネルギーマスターなど

http://p-link.co.jp/index.html(ホームページには各誌の書いた原稿を掲載中)

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