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【金曜】藤崎敏郎「成功と失敗を分ける命令術」

2015.10.24

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※日曜日から金曜日に移動しました!

藤崎敏郎の人材育成セミナー

「飲酒運転はするなよ!」と言われると、実は頭の中では飲酒運転をしている姿をイメージしてしまいます。人間の潜在意識は否定語を理解できないのです。だから、例えば、毎日、「飲酒運転はしません!」と唱和していると、「飲酒運転!飲酒運転!飲酒運転!」と潜在意識に飲酒運転のイメージを焼きつけているのです。すると、いつの間にか飲酒運転を実際に起してしまう人がいるかもしれません。

他にも事例を挙げましょう。「踊っているクマを想像してはいけない。考えてもいけない。踊っているクマのことを考えるな! 絶対に踊っているクマのことを考えるな」これだけ考えるなと言われても、考えてしまうのではないでしょうか。考えるなと言われると、そのまま想像してしまうのです。もう一つ事例を挙げましょう。「赤いタコのことを考えてはいけない。赤いタコのことを考えてはいけない。赤いタコのことを考えてはいけない」こう言われると、赤いタコのことを考えてしまうでしょう。

だから、部下に対する仕事の命令の時には注意が必要です。「今度の社長の前でのプレゼンは絶対に失敗するなよ!」と上司から言われると、部下は失敗のイメージをしてしまうことになります。社長の前で緊張して言葉が詰まってしまい、社長から怒られているイメージになるかもしれません。すると、本当にそのような結末になる人もいます。人前で話をするのが苦手な人は、すぐに失敗したイメージを持つからです。「失敗するなよ」と言う言葉は、それをイメージさせることになります。この場合は、「今度の社長の前でのプレゼンは成功させよう!」と言うと、成功イメージを持ちやすくなります。素晴らしいプレゼンをして社長から褒められているイメージを持つことができる人もいるでしょう。

自立型人材タイプは、自分自身で否定語でなく肯定語を使うことが得意です。それにより、楽観的に成功イメージを持つことが得意なのです。例えば、根拠のない肯定的イメージでもいいのです。「前もできたし、これくらいの仕事は簡単にできるな」、「これくらいちょろいな」、「うまく行きすぎて、上司がびっくりするかもしれない」などです。

今回の格言は

「楽観的に成功イメージを持って行動してみよう!」

 

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株式会社パートナーズリンク社長 藤崎敏郎

元セブン&アイグループの本社スタッフ。その後パチンコチェーン店に入社。機械担当部長、営業部長として勤務する。その後、人事コンサルタントとし て独立。社員研修と人事コンサルティングで日本各地を飛び回っている。これまでに教えた受講者は10万人以上。業界誌にも複数連載し、ナンバー1社員研修 講師と言われている。取得資格:キャリアコンサルタント、販売士1級、社労士、米国NLPマスタープラクショナルコース終了、トレーナーコーチ、メンタル ヘルスマネジメント2級、宝地図ナビゲーター、レイキティーチャー、エネルギーマスターなど

http://p-link.co.jp/index.html(ホームページには各誌の書いた原稿を掲載中)

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