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【金曜】藤崎敏郎「心なき笑顔の練習は無価値」

2015.07.25

※新刊「ムチャぶりで人を育てる23のコツ」がAmazonビジネス書ランキング1位!

※日曜日から金曜日に移動しました!

藤崎敏郎の人材育成セミナー

「笑顔のいい社員を育てるには、どうしたらよいでしょうか」こんな質問を受けることがあります。当社の研修では、歯磨き笑顔を教えています。歯磨きをする形で、口角をあげて、歯を出して、にこにこと声に出して笑顔を作る訓練です。笑顔の形を楽しく教えることができます。たった1分で全員が笑顔の形をつくることができます。

形ができたら次に心を入れましょう。ペアになって交互に褒める訓練をすると、効果が大きいです。褒めるだけで笑顔の訓練になります。褒められると嬉しいので、自然と笑顔になっているからです。

ここまでは、誰もが知っていることかもしれません。もう一つ笑顔のいい人には、共通していることがあります。それは大きな苦労をしている体験なのです。乗り越えることが、とても難しいと思えたような大きな苦労体験をしてきているのです。それも一度だけでなく、何度もの苦労体験をしているのです。このような体験のない人の笑顔は、表面だけの味のない笑顔です。心のこもっていない笑顔と言ってもいいのかもしれません。

だから、部下には苦労体験をさせないとなりません。例えば、グランドオープンの体験は、誰もが「大変な苦労したけれど素晴らしい体験をした」と笑顔で話すケースがほとんどです。グランドオープン体験をした社員と、そうでない社員の笑顔の違いがあるとしたら、本当の苦労をしたかどうかの差だということなのです。

ちなみに、部下に笑顔がないと感じたとしたら、自分自身はどうかと振り返ってみましょう。部下は上司の鏡です。上司がいつもしかめっ面をしていたら、部下も笑顔になることはできないのです。朝礼で、ある営業部長が全員に向かって「もっと笑顔になれ!そんな笑顔だとお客様に失礼だぞ!!」と怒鳴っていました。本人は、これが正しい指導だと思っていますが、全く逆効果です。朝から、みんなの心も表情も暗くするので、笑顔になれるワケがありません。それが、お客様にも伝わって暗い空気が伝染するのです。正しい方法は、部長、自ら冗談を言って、部下を褒めて、周りを明るくすると良い笑顔の社員が増えていきます。

このことが分からない管理職が多いから、どんどん社員が辞めていくのです。管理職自身が、もっと苦労して泣くことが必要なのかもしれません。すると管理職自身も本当のいい笑顔になれるでしょう。

今回の格言は、「苦労して泣いた涙の数だけ、いい笑顔になれる!」

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本は書店でも購入することができます。書店に置いてない場合は、タイトルと出版社名を言っていただければ取り寄せてくれますので、管理職用にたくさんご購入したい方がいましたら、書店での購入をお勧めいたします。

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株式会社パートナーズリンク社長 藤崎敏郎

元セブン&アイグループの本社スタッフ。その後パチンコチェーン店に入社。機械担当部長、営業部長として勤務する。その後、人事コンサルタントとし て独立。社員研修と人事コンサルティングで日本各地を飛び回っている。これまでに教えた受講者は10万人以上。業界誌にも複数連載し、ナンバー1社員研修 講師と言われている。取得資格:キャリアコンサルタント、販売士1級、社労士、米国NLPマスタープラクショナルコース終了、トレーナーコーチ、メンタル ヘルスマネジメント2級、宝地図ナビゲーター、レイキティーチャー、エネルギーマスターなど

http://p-link.co.jp/index.html(ホームページには各誌の書いた原稿を掲載中)

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