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【金曜】藤崎敏郎「例え話で部下を導け!」

2015.11.28

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※日曜日から金曜日に移動しました!

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部下指導が上手な人は、指示をそのままの表現で部下に伝えるのではなく、部下が行動しやすいような表現を自分で考えて伝えています。また、部下が興味を持てるように例え話を入れます。つまり、下記のような用心スタイルはダメだということです。

【NG】

社長「火の用心しましょう」→部長「火の用心しましょう」→課長「火の用心しましょう」

【OK】

社長「火の用心しましょう」→部長「今夜は風が強いから、見回りを1回から2回に増やしましょう」→課長「見回りに持っていく水の量を半分から8分目に増やそう。重いけどがんばってな!」

理念方針の共有とは、同じ言葉やフレーズを連呼することではなく、下の役職に行けば行くほど具体的な行動とならなければなりません。部下を持つようになったら、具体的な行動を例えば話でしないといけないのです。また、相手の聞きたい話を「例えば…」で話さないといけません。それも相手の興味のある話しにします。野球の好きな部下には野球の話で、サッカーの好きな部下にはサッカーの話です。今なら、ラグビーの話ができたら興味を持って聞いてくれるでしょう。

ある営業部長の事例ですが、彼はすべて損得に例えて話をするそうです。例えば、読書をすると一回あたり15万円の投資効果があると伝えているそうです。ある本に書いてあって本人が納得したそうです。知らないと一千万円以上の損をすることがあるという事例を話すこともあるそうです。例えば、年金の知識や情報がなくて年金がもらえなかったお年寄りの話を入れるそうです。本を読んで情報を取らないと損をする事例が分かって、若い部下には効果的だそうです。

しかし、やらない方がよいのが、成功談です。部下にとってみたら、「例えばさ…」と得意になって過去の上司の成功談を聞かされることは、苦痛です。どうしても自分の事例を披露したければ、失敗談です。これは面白く聞けるからです。「生産性向上と言えば、自分が入社5年目の時、新台入替作業で大失敗してさ…」、「コスト削減と言えば、入社間もない頃、自動ドアを壊してしまって…」などと話してあげれば良いのです。

今回の格言は

「できる上司は、例えば話が上手!!」

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株式会社パートナーズリンク社長 藤崎敏郎

元セブン&アイグループの本社スタッフ。その後パチンコチェーン店に入社。機械担当部長、営業部長として勤務する。その後、人事コンサルタントとし て独立。社員研修と人事コンサルティングで日本各地を飛び回っている。これまでに教えた受講者は10万人以上。業界誌にも複数連載し、ナンバー1社員研修 講師と言われている。取得資格:キャリアコンサルタント、販売士1級、社労士、米国NLPマスタープラクショナルコース修了、トレーナーコーチ、メンタル ヘルスマネジメント2級、宝地図ナビゲーター、レイキティーチャー、エネルギーマスターなど

http://p-link.co.jp/index.html(ホームページには各誌の書いた原稿を掲載中)

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