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【金曜】藤崎敏郎「人と組織は〝権威〟で動かせ」

2015.08.08

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※日曜日から金曜日に移動しました!

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何か仕事につまづくと、自分には権限がないからできないという部下はいませんか。もしかしたら、上司たちが集まる雑談の中でも、「社長みたいに権限が無いので、できないよな!」と話しているケースはありませんか。

できない理由を権限に置いてしまうと、次の行動が見つかりません。果たして、それは権限がないからできないのでしょうか。会社というところは、権限だけで動いている組織ではありません。もしそうなら、もっと統一された軍隊のような会社ばかりになっているでしょう。少し考えると、自分の会社が、権限だけで動いていないことに気づくはずです。うまく行っていないとしたら、権限のあるなしの問題でないのかもしれません。

実際に、「社長が方針を出してくれないから、行動できないよな!」という部長たちの雑談を聞いたことがあります。私はそれを聞いていて、この部長たちはチャンスを逃していると思いました。社長が方針を出すと言うのは原則です。しかし、世の中は原則だけでないから面白いのです。この会社では、社長が方針を出さないのでしたら、部長たちが方針を自分たちで作って、社長に打診して承諾を得て行動できるチャンスがあるのです。直接、自分で方針を出す権限はないけれど、社長に提案するチャンスはあるはずです。このチャンスを捉えた人が、社長の信頼を得て、次の大きなステップに行くことができるのです。これが自立型人材の行動です。

ところで、人を動かす方法には権限と違うもう一つの方法があります。権威です。権威というと何か大きなものに感じるかもしれませんが、例えばこういうものです。いつも、事務所の掃除をしている若い女性社員が、上司に向かって「机の上の片づけをして置いてもらえると掃除をしやすいのでお願いします」というようなケースです。上司に命令する権限はありませんが、掃除に関しては、いつも一生懸命やっている姿を見ているので、上司は素直に言うことを聞くことができるのではないでしょうか。これが権威です。逆に、この若い女性社員に掃除の指示命令の権限を与えて、上司に机の上の掃除をしなさいと命令したらおそらくうまく行かないでしょう。

権威で人を動かすことも考えましょう。そのためには、しっかりと自分自身が仕事をしている真摯さを相手に見せないとなりません。自分が良いモデルになりましょう。

今回の格言は、

「権限だけでなく、権威で仕事をしよう!」

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株式会社パートナーズリンク社長 藤崎敏郎

元セブン&アイグループの本社スタッフ。その後パチンコチェーン店に入社。機械担当部長、営業部長として勤務する。その後、人事コンサルタントとし て独立。社員研修と人事コンサルティングで日本各地を飛び回っている。これまでに教えた受講者は10万人以上。業界誌にも複数連載し、ナンバー1社員研修 講師と言われている。取得資格:キャリアコンサルタント、販売士1級、社労士、米国NLPマスタープラクショナルコース終了、トレーナーコーチ、メンタル ヘルスマネジメント2級、宝地図ナビゲーター、レイキティーチャー、エネルギーマスターなど

http://p-link.co.jp/index.html(ホームページには各誌の書いた原稿を掲載中)

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