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【日曜】藤崎敏郎「未来質問でビジネス力大幅UP」

2015.01.12

藤崎敏郎の人材育成セミナー

第27回「どのようにしたらできるか未来質問をしよう!」

部下の育成が上手な人は、質問が上手です。質問により、部下の心の奥にある潜在部分を引き出すのです。心の中に隠れている部分を引き出し、部下が目標に向かって進んでいくのを、上司としてサポートするのです。

質問には、「クローズドクエスチョン」と「オープンクエスチョン」があります。「オープンクエスチョン」とは、例えば、5W3Hで始まる質問です。部下が答えを考えることによって、部下の気付きを促すことができます。自立型の部下育成では多用します。例えば、次のようなものです。

①誰が(Who)やりますか。

②何を(What)しますか。

③いつまでに(When)やりますか。

④どこで(Where)しますか。

⑤なぜ(Why)しますか。

⑥どのように(How)してやりますか。

⑦いくらで(How much)しますか。

⑧どのくらいで(How many)やりますか。

「クローズドクエスチョン」とは、「はい」「いいえ」で答えられるものです。部下の意志を確認することができます。「今週中にやりますか」→「はい」と部下が答えることによって、部下にとっては「自己宣言」したことなります。部下育成の初期の段階では、最初から難しいオープンクエスチョンを使用しないで、答えられやすいクローズドクエスチョンを行うことが、お互いの信頼作りにつながります。

さらに「過去質問」と「未来質問」があります。「過去質問」とは、過去に起こったことについて行う質問です。原因の追究になりやすく、前向きな答えは出てこないので自立型の部下育成ではあまり使用しません。例えば、「なぜ、できなかったの」こう聞かれれば、「できなかった」ことについて、自分の責任ではないと主張したくなります。そのため、「なぜ、できなかったの」と聞かれれば、一生懸命に「言い訳」を考えます。「なぜ(Why)」は、追求の質問になることがあり部下を追い詰めてしまうことにもなるケースがほとんどです。私は使わないように社員研修では指導しています。

もう一つの、「未来質問」とは未来に焦点をあてて行う質問です。未来に向かって、前向きに行動することを促す質問であり自立型の部下育成では効果的です。「どのようにしたらできるようになるかな?」こう聞かれれば、一生懸命にその「どのようにしたら」について考えるものです。「(なぜ)できなかった」過去ではなくて、未来について「どのようにしたら」を一生懸命に前向きに考えるのです。だから、「なぜ(Why)」と聞く過去質問ではなく、「どのようにしたら(How)」と聞く未来質問が有効なのです。今日から、どんなことも「どうしたらできるかな?」と部下に質問をしてみましょう。

今回の格言は、「どのようにしたらできるか未来質問をしよう!」

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株式会社パートナーズリンク社長 藤崎敏郎

元セブン&アイグループの本社スタッフ。その後パチンコチェーン店に入社。機械担当部長、営業部長として勤務する。その後、人事コンサルタントとし て独立。社員研修と人事コンサルティングで日本各地を飛び回っている。これまでに教えた受講者は10万人以上。業界誌にも複数連載し、ナンバー1社員研修 講師と言われている。取得資格:キャリアコンサルタント、販売士1級、社労士、米国NLPマスタープラクショナルコース終了、トレーナーコーチ、メンタル ヘルスマネジメント2級

http://p-link.co.jp/index.html(ホームページには各誌の書いた原稿を掲載中)

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