PiDEA ニュース

連載•その他

PiDEA編集部が「魔法少女まどかマギカ」をみてみた

2014.04.24

現在、ホールの中を埋め尽くさんばかりにアニメ版権があふれています。たしかに話題性があり、集客のフックにできる可能性は大きい。しかし、内容も知らずにアニメパチンコ、マンガパチスロに飛びつくってどうなの? せっかく設置するのなら、原作のよさを知っておくべきでしょう。というわけでPiDEA編集部が原作アニメを実際にみて、その良さを紹介しちゃいます。原作アニメをみてみたシリーズ第1回は「魔法少女まどかマギカ」。

※核心には触れませんが、若干のネタバレ要素を含んでいます。気になる方はブラウザバックを。

まどマギのよさ①可愛らしい絵とシビアなストーリーのギャップ

主人公はどこにでもいる中学2年生女子、鹿目まどか。彼女はふとしたきっかけで世界のために戦う魔法少女の存在を知ることになります。パチスロにも出てくる白い生物がいますね。あれは「キュゥべえ」という謎のマスコットです。彼と契約を結ぶと願いを一つ叶える代わりにその人を魔法少女にしてくれます。ただし、魔法少女になったからには、魔女と呼ばれる敵と戦わなければなりません。まどかの親友、美樹さやか(青い髪の子)は、大好きな幼なじみの彼を救うために魔法少女になりました。一方、まどかは「自分にも魔法少女になれる可能性がある。でも、本当に自分がそんなことができるのか」と葛藤し、なかなかキュゥべえと契約を結びません。親友や知り合いが魔法少女になり、その戦いを目の当たりにしながらも、「自分はどんな願いを叶えてもらうのか? 何のために戦うのか?」を見定められないでいつまでもウジウジしている、典型的な現代っ子なワケです。そして紆余曲折を経て魔法少女になる決意を固めていくわけです。評論家の宮崎哲弥はこの過程を「凡夫であるまどかが菩薩や如来への階梯(かいてい)を駆け上がっていく成長物語」ととらえ、社会学者の宮台真司は主人公まどかを「二度と戻れない翻身のヒロイン」としています。「魔法少女まどか☆マギカ」と名前だけ見ると、「悪い奴らをこらしめちゃうぞっ☆」的なこってりした魔法少女モノを想像してしまいがちですが、容赦なく展開されていくストーリーと、ディープな禅問答的まどかの心理描写がなかなか重厚で奥が深いわけです。

そんな精神的にディープな描写の多い内容で多いわけですが、キャラデザインは極めて可愛らしいんです。原案は漫画家の蒼樹うめ先生で、まどマギがアニメ放送される前から「ひだまりスケッチ」という原作4コマ漫画のアニメ化され人気を博しています。幼稚園くらいの子どもから大きなお友だち(=大人のファン)まで幅広く受け入れられる絵柄です。このギャップは、「まどマギ」を見る上で大きなポイントといえるでしょう。

まどマギのよさ②「エヴァ」好きならハマる可能性大

魔法少女が戦う敵(=魔女)は、ストーリー以上に説明がむずかしいので割愛します。簡単に言うと、魔女は世界を滅ぼす危険性をはらんでいることは分かっていけれども、地球や人間の支配が目的ではないようです。世界を無にすることを目的としている、いわば絶望のような存在といえるかもしれません。他のアニメで例示すると「エヴァ」の使徒に酷似しているような面もあります。ちなみに主人公の戦いに対する葛藤も、すごくエヴァっぽい! つまり、エヴァ好きなら、まどマギにハマる可能性大といえるでしょう。

まどマギのよさ③豪華声優陣&制作会社はあのシャフト!

主人公・鹿目まどか役は悠木碧さん。「あっぱれさんま大先生」などで活躍していた子役出身で、ラジオパーソナリティーとしても大人気。特徴的な話し方は「悠木節」と呼ばれています。他には、斉藤千和さん(化物語の戦場ヶ原ひたぎ役)、水橋かおりさん(魔法少女リリカルなのはのユーノ役)、喜多村英梨さん(フレッシュプリキュアの蒼乃美希役)などなど。声優ファン(通称、声ブタ)にはたまらんキャスティングのようです。

そして製作会社はシャフト。パチスロのまどマギを打っていて、「不思議な世界観だな」なんて漠然と思ったことはありませんか? フレーム内の映像すべてを分かりやすく明確に描くだけではなく、実写を挿入したり影絵のような独特の演出を用いて、視聴者に「芸術的」とか「おしゃれ」とか「前衛的」などの印象を与えています。パチスロになった「化物語」もシャフトワールド全開な感じで大ヒットしています。ちなみに前述した蒼樹うめ先生の「ひだまりスケッチ」も制作はシャフトです。

どうでしょう、「まどマギ」。ちょっとは興味、湧きました?

※写真は「劇場版魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語HPより

関連記事

ニュース一覧へ