ダイナムが四街道で店舗再編 約25年の既存店を閉鎖、M&Aで取得した777台の郊外型店舗へ
2026.10.13 / ホールダイナムは10月10日、千葉県四街道市に「ダイナム新四街道店」をグランドオープンした。約25年間営業した既存店を閉鎖し、今年7月に事業承継した旧「アビバ四街道店」へ移転。新店舗は高貸玉主体の777台となる。旧店に比べて駅からの距離は遠くなるものの、両店は比較的近接しており、既存商圏を生かした店舗再編として注目される。
今回の再編に伴い、四街道市小名木にあった「ダイナム四街道店」は10月4日をもって営業を終了した。旧店の公式Xでは、新店舗への移転を告知するとともに、貯玉・貯メダル、来店ポイントの精算を呼びかけていた。新たな営業拠点は同市南波佐間328番地1に位置し、旧アビバ四街道店となる。
新店舗の総設置台数は777台。内訳は4円パチンコ181台、1円パチンコ180台、20円パチスロ368台、5円パチスロ48台。
注目は、高貸玉を中心とした営業構成。1円パチンコなど低貸玉営業を中心に店舗展開してきたダイナムだが、新四街道店は4円パチンコと20円パチスロが主体。20スロだけで全体の約47%を占める。
もう一つの注目が立地の変化だ。
旧店(四街道市小名木)はJR四街道駅から徒歩約25分だったのに対し、新店(同市南波佐間)は約45分と、駅からの距離は遠くなった。ただし、両店舗は比較的近接しており、商圏が大きく重なっている可能性がある。駅からの徒歩アクセスは不便になるものの、必ずしも既存顧客の来店に大きな影響が出るとは限らない。むしろ、旧アビバ四街道店の顧客基盤も含め、両店舗の強みをどこまで生かせるかがポイントとなりそうだ。
同社は今回の出店について、ダイナム四街道店とアビバ四街道店の「2店舗を融合した新たな店舗」と説明。本郷佑助店長は「毎日通いたいと思われなければ本物ではない」をコンセプトに掲げ、両店舗の良さを生かした店づくりを目指す。
高貸玉主体への転換と、M&Aによる営業拠点の再編。旧ダイナム四街道店と旧アビバ四街道店、両店舗の顧客基盤をいかに融合し、商圏内での競争力を高めていくのか。今回の店舗再編は、ダイナムの今後の出店戦略を占う一つの事例となりそうだ。
なお、今回の出店によりダイナムの店舗数は379店舗、グループ全体では412店舗となった。
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