大手法人機械対策課SH@CKの新台講座「S物語シリーズ」

2020.03.02 / 連載

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【月曜】...

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【月曜】大手法人機械対策課SH@CKの新台講座

今週は3月16日導入開始予定「S物語シリーズセカンドシーズン」(タイヨーエレック/サミー)全国20,000台予定

あの「化物語」の正統後継機がついに6号機にてリリース開始!
類稀なるコンテンツ力で初動を大きく伸ばし、スペック面でも希少な差枚数管理ATでヒットを収め、認定期限6年まで貢献続けた機種だった初代。その後もアニメ続編の「偽物語」さらに「A-SLOT 偽物語」とシリーズ人気が確立されているだけに本機にも期待が集まる!

初代同様にコンテンツ題材となるのは原作小説ではなくアニメがベース。
化物語は主要キャラクターの物語をオムニバス形式で展開したものであり、その個々のキャラクターをさらに掘り下げた続編がセカンドシーズンだ。
実際の原作小説では「化物語(上・下)」「偽物語(上・下)」以降は主要キャラクター毎に分けて刊行されており、「囮物語」「恋物語」など全体が動くような回は限定的。原作を含めた物語シリーズ的には「化物語」「偽物語」をファーストシーズンと表し、今回の「セカンドシーズン」以外にも「ファイナルシーズン」「オフシーズン」「モンスターシーズン」などまだまだ展開が残っている。

スペック

そんな本機は前作同様に差枚数管理のAT機。まずは基本情報を前作と比較して確認しよう。

基本スペック
  S物語シリーズセカンドシーズン 化物語
設定 CZ確率 CZ-AT確率 出率 CZ確率 AT確率 出率
1/149.4 1/331.4 97.3% 1/93.0 1/215.5 97.4%
1/147.6 1/323.8 98.9% 1/89.0 1/207.5 98.6%
1/146.9 1/311.9 101.1% 1/85.0 1/199.4 100.8%
1/145.2 1/273.9 105.5% 1/81.0 1/191.9 103.5%
1/141.1 1/250.2 109.0% 1/76.0 1/181.1 107.1%
1/133.1 1/221.8 112.8% 1/61.0 1/155.4 112.4%

 

通常・AT仕様
比較項目 S物語シリーズセカンド 化物語
50枚ベース 約50.8G 約31.0G
通常時ペナルティ なし あり
AT仕様 押し順 押し順
AT純増 約2.8枚 約2.7枚
CZ抽選 周期(約45G~60G) レア役
メインAT抽選 疑似ボーナス突破 CZ突破
メインAT管理タイプ 枚数管理タイプ 枚数管理タイプ
メインAT初期枚数 150枚 150枚
メインAT突入時特化ゾーン付与 突入時は必ず付与 天井当選時
枚数上乗せ契機 特化ゾーン&ボーナス 特化ゾーン&ボーナス
天井仕様 200G or 500G+α 999G

設定①以外の出率は初代よりも6号機の方が高い。
CZ経由のメインフローである事は変わらないが、周期到達が契機となっている事に加え、直RUSHではなくCZ-ATの疑似ボーナス(28G+α)を突破する点が大きく異なる。

AT当選率の詳細は不明だが、設定①で約1/975のようで前作とは異なり非常に重い仕様となっている。ただしRUSH突入時は、おなじみの特化ゾーン「倍々チャンス」が必ず付いてくるため期待枚数が約780枚と大きく跳ね上がっているのだ!
CZ確率には大きな設定差がなく、一方で突破率に大きく差が設けてある。

RUSHフローは同社機「Sエウレカセブン3」の様に目指すべきポイントが明確だ。エウレカでは「ボーナス3回当選」=「SPEC3」突入に対し、本機は「獲得1,500枚数」(残り枚数含む)で「あとがたり」へ突入する。
「あとがたり」は1SET(100枚)×60%継続で1,500枚獲得後から消化がスタートされる。例えば、倍々チャンスの枚数上乗せ中に残り枚数を含めて1,500枚到達が確定すると「あとがたり」へ移行する。しかし内部的には上乗せ状態が継続し、上乗せ枚数消化後からSETのループが開始されるので有利区間内での無駄引きは存在しないのだ!

演出

シリーズを踏襲したものとなっているが、新シリーズで一新されたキャラ演出が通常・AT中ともに非常に豊富となっている。
通常フローが周期抽選へと変わったことから、周期期待度などの演出も豊富となっており、この点は「偽物語」に近いと言える。

そして、本機はユニバ・サミーの合弁会社ZEEG製の筐体となっており、パチンコのように機種特有の液晶ギミックなどが存在している。

ポイント

本機「S物語シリーズセカンドシーズン」の訴求ポイントはコンテンツ&スペックだ。

惜しまれながら現市場から撤去されていった機種の続編だけに、シリーズ完全最新作という点の訴求はするべきだろう。
タイトル毎の作風でいうと「化物語」はどこまで行っても群像劇の〝主要キャラ紹介〟に近いライトな内容であったが、「セカンドシーズン」では主要キャラを掘り下げるヘビーな内容が多い点は重要となる。

スペック訴求は十分に注意をしたい点で、前作とは大きくフローが異なることと、同社機の周期抽選6号機の実績不安を払拭する事が重要となる。
同社機の周期抽選6号機となると「Sチェインクロニクル」「Sあの花」が思い浮かばれるユーザーが少なくない。そして、あえて明言するがこの2機種は非常に悪い実績であったので、本機も同じように見られてしまうことだけは避けなければならない。
まず本機が他2機種と大きく違うのはRUSH仕様で、擬似ボーナス突破時のRUSH期待枚数は現行6号機でも上位にランクインされるほど射幸性の高い機種となっている点にある。そして周期フローは若干異なるものの「Sエウレカセブン3」に近い点が多く、RUSH突入の抽選が「%貯め」の仕様である事やRUSH中に目指すべき明確なものがあるなど、高実績機に類似する点が多いということがポイントとなるだろう!

通常時に関してもレア役による直撃当選や周期短縮や天井減算などの要素があるので、周期ゲームフローの機種の中では〝脳死プレー〟を若干でも緩和していると言えるだろう。

 

開発メーカーの特質として市場ではなく、会社・株主を意識した販売を行う傾向があり、多くのケースで供給過多となり市場稼働が残らない状況に陥るメーカーの一つである。ただし、今作はZEEG筐体となり、ユニバーサルの兼ね合いがある以上はメーカー本意で自由に動く事が出来ない可能性があるので無理のある供給は避けられるかもせず、少しでも長く貢献する事に期待だ。

前作のZEEG筐体であった「S北斗天昇」は「Sバジリスク絆2」が昨年末にリリース出来なかった事で増産がされてしまい、今の有り様になってしまったが、当社は現市場の半分の台数で販売が進められてきた事を考えると初期出荷で留める事がメーカーにとってもシェアを残す事になり、ホールとしても台当りの償却率が上がる可能性が高くなる事は理解する必要があるだろう。

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