大手法人機械対策課SH@CKの新台講座「Pシンフォギア2」

2020.03.30 / 連載

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【月曜】...

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【月曜】大手法人機械対策課SH@CKの新台講座

今週は4月20日導入開始予定「P戦姫絶唱シンフォギア2」(SANKYO)全国20,000台予定

業界には絶対的な支持を得ている〝キラーコンテンツ〟がいくつか存在する。そしてキラーコンテンツ機種は各カテゴリー販売時に『〇〇スペック』や『要は〇〇です』などの様に類型機の代表として扱われ、トップの座を築いていることがほとんどだ。

「海」「ジャグラー」は完全に別格として、現市場ならば「CR北斗無双」「ミリオンゴッド」「沖ドキ」「CRシンフォギア」などが挙げられる。そんな「シンフォギア」待望の続編が約3年を経てついにリリース開始!

キラーコンテンツの中でも本シリーズは初代の甘デジ版がリリースされたのみで、他キラーコンテンツとはリリース状況が大きく異なる点もあるので、大きく期待が高まる機種と言えるだろう!

スペック

そんな本機のスペックは約1/199.8のライトミドル1種2種ショートSTタイプ。初代との比較を交えながら基本スペックを確認してみよう。

基本スペック
比較項目 P戦姫絶唱シンフォギア2 CR戦姫絶唱シンフォギア(初代)
タイプ 1種2種混合
2種ショートST
1種2種混合
2種ショートST
大当り(1種)確率 1/199.8 1/199.8
小当り(2種)確率 約1/7.9(1種合成約1/7.6) 約1/7.7(1種合成約1/7.4)
RUSH突入率 約51% 約52%
RUSH継続率 約82% 約79.7%
RUSH時短回数(残保留4含む) 11回 or 15回 or 103回 11回
RUSH中11回振分 86% 100%
RUSH継続率 約78.9%(11回時) 約79.7%
大当り1回期待出玉(RUSH中) 約925.6個 約874.2個
最大ラウンド出玉(払出) 1300個 1470個
最大ラウンド比率(特図2) 50% 40%
初当り時最大ラウンド恩恵(特図1) 1300個&時短103回 1470個&時短11回
下限ベース B22 B30(当時の内規制限)

 

大当り振分
特図1 ラウンド数 出玉(払出) 時短回数(残保留4含む) 時短継続率 振分
10R 約1300個 103回 約99.9% 1%
4R 約390個 5回 約50.6% 99%
特図2 ラウンド数 出玉(払出) 時短回数(残保留4含む) 時短継続率 振分
10R 約1300個 103回 約99.9% 11%
10R 約1300個 15回 約88.0% 3%
10R 約1300個 11回 約78.9% 36%
7R 約910個 11回 約78.9% 2%
6R 約780個 11回 約78.9% 3%
4R 約520個 11回 約78.9% 45%

今作は出玉(RUSH)性能に関しては初代を凌駕する事が上記の基本スペックより分かると思う。新規則によるラウンド数制限があり最大ラウンド出玉は減っているものの、振分が上昇しておりRUSH中大当り1回あたりの出玉が向上し、ラウンド消化が早くなっている点も考慮すれば時間効率も高くなったと言えるだろう。

スペック的なフローなども前作を踏襲した仕様となっていて、下げられた通常ベース分がRUSH性能へと昇華されている。

RUSH性能が引き上げられたことにより、純粋にスペックアップした感覚で遊技する事が可能だろう。

演出

初代と異なり、原作アニメの2期3期を題材とし演出は一新されている。だが、演出フロー自体は初代を強く意識したものとなっており、演出信頼度や発生率なども初代を踏襲した仕様となっている!

本機はSANKYOでは珍しい専用筐体となっており、筐体の至る所にギミックが施されているので演出幅は初代を大きく凌駕する!

いくつも存在していた1種2種混合スペックを差し置き、「2種STといえばシンフォギアスペック」と表されるようになった理由はRUSH突入時&RUSH中の演出が大きな一因だろう。もちろん、その演出も増加している。

初代のRUSH中は保留を溜めた後の打出が大きなロスになっていたが、ゲージが改良され打出を止めなくても少量のロスしか発生しない仕様となっている上、それに応じた演出も追加され、ロスを気にしていたユーザーも気にせず様々な演出が楽しみやすくなっている!

ポイント

本機「P戦姫絶唱シンフォギア2」の訴求ポイントはスペックとなるだろう!

コンテンツの訴求に関しては、残り期間は短いものの初代が大量に残存しているので、続編・最新作が登場したと認識できる程度で十分だ。専用筐体の上部には非常にアイキャッチの強い響フィギア役物があり、動線の心配はないしシンフォギアの最新作であることも補えるだろう。

何よりもしなければならないのは「新規則機はスペックダウン」という印象を払拭する事だ。特に今作のように初代より優れている点がある機種は特にスペック向上をしっかりと訴求しなければならない!幸い機種説明にはベースなど表記することはほとんどなく、ベースダウンされていることも統計的なデータを取らない限り気付く事すら出来ないため、スペック向上を全面的に推し出す事が可能となる!

本機がリリースされる頃には業界X-DAYとなる2021年1月31日まで残り10ヶ月を切り、設置台はもちろんユーザー意欲も新旧転換しなければならない。

初代に関しては後の需要増加からの増台で爆発的に規模が広がった背景から、前倒し認定の取得率は半分〜3割にも満たない状況だと聞いている。認定取得していない検定機は7月頃には市場からの撤去を余儀なくされるので、初代ユーザーを必ず本機へ遊技移行させる必要がある!

 

同時期には「遊タイム」搭載機も登場し、コロナウイルスの影響で過去最低規模まで落ち込んでいるパチンコ市場の活性化に期待したいのが本音だ。が、前回の講座でも記述した通りに遊タイムは決して両手放しで喜ぶ事が出来ない要因を強く抱えている。それを認識した上で、店舗での粗利構造などを考慮した台数を導入しなければならないだろう。

あまりリリース前に不安を持たせる事を言いたくはないが、個人的には対する期待よりも不安の方が遥かに凌駕するシステムである事だけは言っておきたい。

ユーザーと店舗の間を繋ぐのが遊技機の役割であり、設置してアフターケアもロクにしないような遊技機メーカーの生み出す機械性能にユーザー動向が大きく左右されるのは需要に応えられるのかという疑問もある。ましてこれまでになく、より大きく動向が動かされるような新機能なぞ取扱に困るのは当たり前だろう。

「遊タイム」については、また機会があれば掘り下げた内容をお届け出来ればと思う。

SH@CK, SH@CKの新台講座