パチンコ適合率60%今年最低を記録/保通協

2015.12.07 / ホール

12月2日、財団法人保安電子通信技術協会は平成27年11月度の型式試験状況等について発表した。

概況は次のとおり。ぱちんこ遊技機=適合36機種・不適合24機種(※適合率60%)、回胴式遊技機=適合31機種・不適合36機種(適合率46.3%)、じやん球、アレンジボー ルはなかった。※適合率=適合数÷結果書交付数(平成27年分の累計)。

当月中の不適合事例では、ぱちんこは「通図柄表示装置の図柄が変動を停止してから次の変動が開始するまでに要する時間が短く」や「二個の大入賞口が隣接し、二つの大入賞口が同時に開放した状態において、その間に遊技球が通過することが不可能である構造」などがあったものの事例数自体は多くなかった。

回胴は「胴回転装置を作動させた後、全ての回胴の回転の速さが一定となるまでの間に行われる演出中に、いずれかの停止ボタンを押すと回胴の回転が停止する」や「留装置に記録することができる遊技メダルの数が50枚を超えて、最大52枚の貯留枚数を記録することができる性能を有していた」など目新しいものが確認された。

※写真は保通協が入っている錦糸町のオリナスタワー

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