【金曜】東上野グルメ 新政No6も飲める日本酒店

2015.03.20 / 連載

 復活! 東上野グルメ第16回 純米酒専門 粋酔

おはようございます。辛口コメントが信条の編集部黒幕でございます。春が近いというのに憂鬱でございます。「はやく世界が終わらないかな〜」とSEKAI NO OWRIみたいな中2病にもかかっています。アニメの見過ぎでしょうか。ちょっとドラゲナイので、酒でも飲んで憂さ晴らしするかと訪れたのが、「粋酔」でございます。

上野から国際通り(通称・仏壇通り)を浅草方面に歩いて5分程度。夜道にほんのり明るく「粋酔」の照明が浮かんでおりました。

お店に入ると、木曜だというのに40席のテーブルは満員御礼。すべての席が近くて、とにかく喧しいのでございます。テーブル対面の人と会話ができないほどにうるさかったので、死んでしまおうかと思ったのですが、メニューをみて踏みとどまりました。

雑誌「ダンチュウ」に載っているような日本酒がところ狭しと並んでいるのでございます。しかも、メニューに載ってない日本酒も、たくさんあるというではないですか。「よーし、今日は飲みまくっちゃうよ!」と最初に注文したのが新潟の「村裕」でございます。それから「風の森」「ヤマサン正宗」「裏ちえびじん」「雄東正宗」「七田」「田酒」……。日本の名酒をひたすら飲み比べたのでございます。

肴はコースとアラカルトで数品。白和え、白魚のサラダ、さつま揚げ、なめろう、サバ……。どれも大変美味しいのですが、火の通ったものが少ない印象。春先とはいえ、東京のコンクリートはまだキンキンに冷えており、もうちょいあったかいものがあってもよいのではないかと思いながら……。

一方で酒はひたすら飲み続けました。そして、ひととおり飲んで、思い出したのでございます。「そういや、ダンチュウでは東日本1位になっていたのが新政No6 R-typeだったな」と。やはり、飲んでみたい。これを飲まなきゃ死ねない。「よし、死ぬ前にちょっと聞いてみよう」と店員さんに「メニューにないけど、新政No6 R-typeってあるの?」と言うと、「あるよ」と。さすがでございます。

だいぶ飲み過ぎていて、どの酒がどんな味だったかまったく覚えておりませんが、「七田」は個人的に大好きでございました。新政No6 R-typeはというと、記憶にないのでまあそこそこだったのでございましょう。

日本酒が大好きならおすすめの店ですが、とにかく喧しいので接待には不向き。気が置けない仲間とわいわいやるならアリかもしれませぬ。もう一回行くかと問われれば、「う〜ん」と考えてしまうほどうるさいお店でございました。

純米酒専門 粋酔(すいすい)食べログ3.51(喧しいので若干マイナス)

[月・3連休明けの火]17:45~22:30
[火~金]17:45~23:00
[土]
17:00~22:15

文・写真/編集部黒幕

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